睡眠ホルモン、メラトニンを食事で増やす

なかなか眠れないなどといった睡眠に関してのトラブルに悩む人は現代人に多くいると思われます。
原因としては学校や職場だけでなく、家庭でもストレスが多い現代社会ですので、ストレスによって自律神経が乱れ眠れなくなるということが挙げられます。
また、深夜起きていても不自由しないコンビニや娯楽の充実によって生活リズムが乱れてしまうことにより、眠れないといったことも挙げられます。

人は睡眠時間に体を修復したり、疲れをとったり、成長したりといった重要な作業が体の中で行われています。
なので睡眠時間を十分確保することができなければ、集中力を欠いたり体がだるくなったり、新陳代謝が低くなってしまためクマがでてきしまったり肌のハリがなくなってしまったりします。
なのでしっかり睡眠をとることはとても重要なことなのです。

自然な睡眠をとることができるように働きかけてくれる、睡眠ホルモンとして知られているのが、メラトニンです。
メラトニンは脳内で分泌されて体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、眠くさせてくれる働きがあるのです。
体温の深部を下げ、呼吸や脈拍、血圧を低くして眠気を感じさせてくれます。

朝しっかり太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされて活動状態へ入ると同時に、メラトニンの分泌が止まります。
また、起床して16時間ほどすると脳からの指令でまたメラトニンが分泌されて睡眠する体制に入ります。
このことからも、しっかり朝日を浴びて体内時計を整えることがとても重要ということが分かります。

このメラトニンは食事で増やすこともできます。
メラトニンを多く含む食事として、ケールやトウモロコシを使った食事が挙げられます。
特にケールずば抜けてメラトニンの含有量が多いです。
ケールは青汁の原料として流通しているので、ケールを沢山含む青汁を飲むよう習慣づけると、積極的に睡眠ホルモンであるメラトニンを摂取することができて、入眠しやすくなります。

また、バナナなど普段の私たちの生活に馴染み深い食べ物にもメラトニンは含まれていることから、生活に取り入れてみるのもいいでしょう。
バナナは栄養価も高いですし、栄養面からもおすすめです。

トリプトファンを多く摂るには何を食べれば良い?

そして不眠を解消してくれる成分として、アミノ酸の一つであるトリプトファンにも注目すべきです。
実はこのトリプトファンは食べ物から摂取することができます。
食べ物から摂取したものが脳まで運ばれると様々な成分が生成されるされるのですが、その生成されるものの中の一つが神経伝達物質であるセロトニンです。
このセロトニンが活性化されて睡眠ホルモンであるメラトニンを作り出す材料となるのです。

ただし、注意しなければならないのが、メラトニンが寝ている間に生成されるのに対して、セロトニンは日中日を浴びることによって活性化されて作り出されます。
なので日中しっかり太陽の光を浴びるというのは体内時計を整えるだけでなく、セロトニンを作りだすためにも重要なことなのです。
そしてこのセロトニンを作りだすのに必要となるトリプトファンは、アミノ酸と言っても必須アミノ酸であるため体内で作りだすことができないということがとてもポイントになります。
セロトニンとメラトニンは体内で作り出すことが出来ても、トリプトファンは体内で作り出すことができないため、食事から摂取しなければなりません。

トリフトファンを多く含む食べ物として、肉類や魚類に多く含まれているとされており、特に牛のレバーに多く含まれています。
そのほかにも、白米や小麦といった穀物類にも含まれていますし、乳製品にも含まれています。
ただ、野菜や果物にも含まれていないわけではありませんが、少な目なので注意が必要です。
トリプトファンは過度な偏食をしない限り、普段の生活で不足することはありませんが、睡眠の改善などを目的とするのであれば、積極的に摂取しなければなりません。
食事からだけでは難しい場合はサプリを利用するのもいいでしょう。